記事

日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 2011

前日首位の小泉洋人は「明日こそスコアを伸ばす」

首位タイにつけた初日とは一転、この日2日目は残念な1日となった。15番で、花道からアプローチのOKバーディを奪って通算4アンダーは首位タイに躍り出たのも一瞬だった。

16番から3連続ボギーを打った。
「ミスが続いて、17番も18番もラフで。そうなったらこのコースはもうお手上げです。どうにかナイスパーと行きたかった」と、唇を噛む。

「昨日と比べると、ティショットもパットも良くなかった。修正してやり直しですね」と、気を取り直すので精一杯。

「3試合ぶりの予選通過なのでね。その点では良かった」と、落胆のラウンドの中にもプラス材料を見付けて「明日こそスコアを伸ばして行く」と、土曜日のムービングデーこそ躍進を誓っていた。

小泉洋人(こいずみひろひと)
1975年2月1日生まれの36歳。大阪府出身。
18歳でゴルフを始めた。23歳までプロを目指したが「俺って下手やな」と、一度は断念。有望なジュニアにゴルフ留学を斡旋する会社を立ちあげ、年収は約600万円ほど。平穏な生活に、一石を投じたのは以前から交流のあった武村雅己プロ。ある日、レッスンを受けたら「いきなりショットが曲がらなくなった」とすっかりその気であっさり会社をたたみ、プロ転向を決意。週2回は月3万円のレッスン業で食いつなぎ、昨年はチャレンジトーナメントの賞金ランクは6位で今季前半戦の出場権を獲得した36歳。
身長170センチ、体重は68キロ。

関連記事