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藤本佳則が65をマーク(ニュージーランドオープン最終日)
谷原とともに、上位争いを繰り広げた薗田俊輔は最終日はボギーなしと、安定したゴルフも、「後半は力んだわけじゃないけれど、伸び悩んでしまった」と、通算14アンダーの3位タイにとどまった。
「最初の2日間がもったいなかった」と、悔やみながらも日本ツアーの国内開幕を、ひと月後に控えて「海外で、こういうレベルの高い試合をシーズン前に経験できたので、自分の励みにしたい」と、今回の結果を糧に前を向く。
今年から、新たにISPS(国際スポーツ振興協会)がタイトルスポンサーについて、ホストプロとして、決勝ラウンドで期待を集めたのが谷原ともう一人。
藤本佳則は大学の先輩に負けじと、最終日に65をマーク。通算13アンダーで5位に食い込んできた。
「ショットもそんなに良いわけではなかったし、特に何がいいというのもなかったんですけど、流れは良かったし、上がりでしっかり取れた。上出来ですね」。
国内開幕に向けて、課題も見つかったといい「ショートゲームは思ったより良くなっているので。あとはショットのフィーリングとか、ロングゲーム。そのあたりを調整して準備したい」と、今年は賞金王獲りも視野に邁進する。
※最終結果はこちらから
<そのほかのジャパンゴルフツアーメンバーのコメント>
I・J・ジャン(通算9アンダーの14位タイでフィニッシュ)
前半はすごく自分の調子で出来たけど、後半から悪くなった。流れが取り戻せなかった。日本は岐阜オープンから参戦して、そのまま開幕戦の東建ホームメイトカップに向かいます。日本ツアーの開幕を楽しみにしています。
H・W リュー(最終日はスタート前に、前日のドロップゾーンの処置ミスで痛恨の4打罰を受けながらも通算8アンダーの16位タイに)
今朝のスタート前の裁定で気持ちが切れてしまいました。でも、ゴルフ自体の調子は良かったので、仕方ないと気持ちが切り替えられた。いいラウンドが出来ました。また日本で頑張ります。
金亨成(通算5アンダーの25位タイ)
初めてのニュージーランド。天気も良かったし・・・。でも成績だけ良くなかった。この先、今週も含めてクラブテストなど、開幕までにもっとしっかり調整して準備していきたい。
宮里優作(新選手会長は通算2アンダーの40位タイ)
ショットは良い感じで終えられたと思うが、パットがうんともすんとも。バーディがこんなに取れないとは。4日間やってみて改めてグリーンが難しかった。(2度目の出場に)去年はこんなに難しかったかなあ。
この大会はプロアマ形式の試合で、地元のお祭りみたい。地元の人も、ゴルフに対して境目とか敷居なく入って来られるので、みんなで気軽に来られるのが良いところ。日本でもツアーの活性化になるのではと参考になりましたね。
今年はこのあと開幕までトレーニングして、しっかり調整してあとはもう万全の体勢で臨みたい。
片岡大育(通算2オーバーの48位タイに終わる)
初めてのニュージーランド。気候は気持ち良かったですが、自分のゴルフは寒かった(笑)。1日の中にも四季があるようで、午前と午後では飛距離も違ってくるし、天候に合わせていくという点では難しかった。
これから開幕までしっかり最善の準備をして、今シーズンはホットなゴルフがしたいです。