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〜全英への道〜 ミズノオープン 2017

岩田寛は眠れぬほどの悔しさを

眠れぬほどの悔しさを、初日からぶつけた。前半は、6番までに4つのバーディを奪って、順調だった。
「7番のティショットまでは良かった」。
2打目に「ダブって左」に曲げてから、いつもようにヒロシのテンションはだだ下がりでも、後半もしっかり3つのバーディで、6アンダーで回ってきた。

先週は風邪を引き初日のハーフで途中棄権。「今朝も体調悪かった」と、絶不調でも頑張りたいのは、この先にメジャーの舞台が待っているから。

今週22日の月曜日には、全米オープンの最終予選で1日36ホールの戦いに挑戦。サドンデスのプレーオフには1打足りずに、まさに骨折り損だった。

悔しくてふて寝が今までの常も、「悔しくて眠れなかった。寝れないことは、今までなかった」と、それくらいの無念を抱えて、今度は全英オープンの出場権を狙う。

08年と14、15年に続く、自身4度目の聖地にむけて「良いスタートが切れて良かったです」。
本人には少々納得のいかないこの日のプレーを振り返る時には、相変わらず小さな声も、最後はちょっと大きな声が出た。


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