最終日の5時45分のスタートに、超・早朝出勤を強いられたのは選手たちだけではな かった。運営を手 伝ってくださったボランティアのみなさんも、朝早くからコースに来て、大会をサ ポートしてくださっ た。
この日のボランティアのみなさんのコース集合時間は、5時。しかし、ほとんど遅刻 される方もなく、 雨の中、骨身を惜しまず業務に当たってくださったという。
ボランティアのみなさんのご協力で、あいにくの天候の中も大会は大成功に終わった が、実は本部は前 日土曜日からおおわらわだった。
急なスケジュールの変更を、最終日の参加者231人全員に連絡しなければならない。
ひとりひとりの自宅に電話連絡。スタッフが、迷惑を承知で集合時間を伝えると、 「ああ、テレビで見 て覚悟していたよ」「大丈夫、ちゃんと間に合うように行きますから」と、誰もが 口々に、快く応じて くださったという。
「ボランティアのみなさんのおかげで、僕たち選手も気持ちよくプレーができまし た」と、第72回チャ ンピオンのS・K・ホは表彰式終了後、自らボランティアのみなさんの待機場所である カート庫に出向き 、サインと握手会で労をねぎらった。

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