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稲森佑貴「明日は1打でも無駄なく」(WGCワークデイ選手権3日目)

最終日は1打も無駄なく…!!
2020年のJGT賞金ランク1位の資格で、自身2度目のWGCに挑む稲森佑貴は、3バーディを奪うかわりにこの日は3ボギーを叩くなど「今日はいまいち伸ばしきれなくて、悔しかった」と、イーブンパーの「72」に終わったムービングサタデーを悔やんだ。

2番でボギーが先行。3番のチャンスも決まらない。
6番で8メートルの長いパットを沈めて、7番では連続バーディで見せ場を作ったが、後半11番ではアプローチが寄らずにボギーとした。

それでも17番で、3打目をピンそばにつけるバーディで獲り返していただけに、18番でかなめのティショットを右に曲げたのは、なお勿体なかった。
「最後は絶対に行っちゃいけないところに打ってしまった。今日は、自分の悪い部分が目立ってしまい、プレーすればするほど修正すべきところが出てきます」と、反省しきり。

通算3アンダーの28位タイから臨む最終日に向けて「明日は、1打でも無駄のないゴルフをしたい。調子は悪くないと思うので。アンダーフィニッシュを目標に頑張りたいと思います」と、話した。

また、通算6アンダーの12位タイから3日目を出た松山英樹はスタートの1番で、バンカーから直接入れるなど、2度のチップイン。
16番では約8メートルを沈めて17番パー5の連続バーディにつなげた。
最後の18番で短いパーパットを外して「もったいない」と、悔しがったが「68」で回って通算10アンダーは、首位のコリン・モリカワと5打差。
「今日のティショットと、昨日までのパットがあれば追いつくチャンスはある。そうなるように頑張りたい」。
最終日は、7位タイから優勝を追っていく。

そのほか、2020年のJGT賞金ランク2位のチャン・キムは、通算2アンダーの35位タイ。
また、同週開催の米ツアー「プエルトリコ・オープン」では、小平智が通算5アンダーの32位タイで最終日を迎える。

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