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木下稜介が6連続バーディで11位、21位の宮本勝昌が「たくさんお土産を」/ ニュージーランドオープン

第2ラウンドが行われ、ミルブルック・リゾートを65で回った木下稜介が、JGTO勢最上位の通算6アンダー、11位タイにつけた。

当地に現地入りした時から調子がよくなかったというが、この日は前半6番からなんと、怒涛の6連続バーディ。後半17番のパー5ではイーグルを奪うなど「今日は、ショットとパットがかみ合い気持ちよかった」と、笑顔を見せた。

今年1月の海外初戦「SMBCシンガポールオープン」で、日本勢最高の6位につけて、自身初メジャーとなる「全英オープン」の出場権を獲得するなど、波に乗ってる28歳。

昨年末から取り組む「吐くほどつらいトレーニング」の成果も着実に出ており、今季はプロ7年目のツアー初Vに向けても期待がかかる。
決勝2日間は、「得意」を自負するミルブルック・リゾートで順位を決する。首位とは5打差。
「2日間終えて、優勝を狙える。明日のラウンドがとても大事になってくる。何が何でも最終日の優勝争いにからみたい」と、気合が入った。

このほか、予選カット日のこの日はミルブルック・リゾートで4アンダーを出したベテランの宮本勝昌が、木下に次ぐ通算4アンダーの21位タイ。

47歳にして大会初出場の宮本は、「昨日と今日でコースもコンディションもガラッと変わり、不安はあったがグリーンのスピードとタッチが合った。ラインをしっかり読めたことがスコアにつながり、予選を通過できて一安心」と、安堵。
「まずは目標の予選通過ができればアグレッシブさも増してくる。すこしでも順位を上げて、たくさんお土産を買って帰りたい」。
現地入りするなり当地の絶景に感動した。
最終日こそ、大パノラマに抱かれて歓喜にひたる。
なお木下、宮本ほか13人のJGTO選手が、29日からの決勝ラウンドに進んだ。

<JGTO枠出場の予選通過選手>
11位タイ 6アンダー 木下稜介
21位タイ 4アンダー 宮本勝昌
25位タイ 3アンダー 香妻陣一朗
25位タイ 3アンダー 小鯛竜也
25位タイ 3アンダー 堀川未来夢
35位タイ 2アンダー 比嘉一貴
45位タイ 1アンダー 嘉数光倫
45位タイ 1アンダー 時松隆光
57位タイ イーブン  片岡大育
57位タイ イーブン  W・J・リー
57位タイ イーブン  竹谷 佳孝
57位タイ イーブン  市原 弘大
57位タイ イーブン  B・ジョーンズ

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