記事

絶景も後押し。岩田寛が39歳の決意表明 / ニュージーランドオープン

39歳の決意(©JGTOimages)
27日から始まる「ニュージーランドオープン」は、プロとアマが共にラウンドしながら勝者を決めるユニークな競技方式と合わせて、当地の絶景は特筆もの。
眼下に広がる大パノラマが、念頭に掲げた目標達成の一助となるか。
今年、39歳を迎えた。プロ16年目の岩田寛は、15年シーズンに、米ツアーを主戦場にした経歴を持ちながら、もう5年も勝ち星がなく「今年は自分に挑戦すると決めた、その初年度なので。少し緊張しているし、楽しみでもあります」。

もっと勝ってもおかしくない才能と実力を持ちながら、ツアー通算2勝に甘んじているのは、プレー中のメンタルにあるとは、自他ともに認めるところ。
ひとつのミスを引きずり、その後のプレーを台無しにしがちであった。
「今年は調子が悪くても、スコアにつながるゴルフをすると決めた」と、決意表明。
大会は14、15年と18年から3年連続5回目の出場で、「いつ来てもいいコース、いい景色、いい人ばかりで非の打ちどころがない」。
ニュージーランドの大自然に抱かれて、改心のゴルフが実を結ぶか。

<ニュージーランドオープン>
今年101回目を迎えたナショナルオープン。豪・亜ツアーの共同主管で、2014年からJGTOとパートナーシップを結び、今年はJGTOから20人が出場。日本ツアーへの賞金加算はないが、世界ランキングへのポイントは付与。また、JGTOメンバーをのぞく大会の最上位者には日本ツアー3試合の出場権が得られる。プロとアマが当地のクイーンズタウンにあるザ・ヒルズGCと、ミルブルック・リゾートの2コースを交互に回りながら勝者を決めるプロアマ形式戦。

関連記事