今週は北海道で「激アツ 感動体験!!」が待っている。
セガサミーグループの主催で、“ミスター”の冠大会「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」は千歳市のザ・ノースカントリーゴルフクラブで18日に開幕する。
今年の17回大会は、3年ぶりに地元ファンの歓声が戻る。
2019年大会以来となる有観客での開催で、“マルちゃんジュニア”がプロデビュー戦。
米3勝、日本ツアーは10勝の丸山茂樹の長男・奬王が、「ショーン」の登録名で初戦を飾る。
アマ時代から数えるなら2019年の本大会以来、3年ぶり3度目のツアー出場を果たす。
「ついに一緒の舞台に立てる。奇跡…じゃないですけど、お互い様々な幸運が重ならないとここまでは来られない。凄いことだと思っています」と、プロ2年目の大西魁斗(おおにし・かいと)にはとりわけ感慨深い。
5歳でゴルフを始めた大西は、9歳で渡米。丸山・父に師事した。
奬王は7歳の時。
以来、幼馴染みとして成長を重ねた2人は、強豪がひしめくカレッジゴルフでも活躍。どちらかが脱落していてもおかしくない厳しい環境下で生き残り、このたび、2人揃ってプロとしてツアーの舞台に立てることになった。
大西が、丸山・父のゴルフでもっとも感化されたというのはやっぱり、なんといっても天才的な小技だ。
「どこからでもこんなに簡単に寄せちゃうんだ、って…。初めてお会いしたときから本当に凄いの一言でしたが、ショーン君のアプローチも打ち方といい、丸山さんにそっくりなんです」と、マル・パパ譲りの才能を絶賛し、「しかも飛距離は僕より飛びます」と、証言。
「ショーン君はお父さんが凄い方なので、そういうプレッシャーはあるかもしれないですけど、良い波に乗れれば必ず上に行ける。素晴らしい選手です」と、太鼓判を押す。
「僕自身、最初は限られた試合数で結果を出さないと次がない、という思いがありました」と、コロナ禍でのデビューとなった昨季の自身の経験を踏まえて、「ショーン君も最初は大変と思いますが、自分の持ってるすべてを出せれば大丈夫。あとで振り返った時に、このときが一番楽しかったと思えるように。ショーン君にも全力でぶつかって欲しいです」と、エールを贈った。
昨季のABEMAツアー賞金ランキング15位の資格で参戦する大西は、今季出場10回中2位2回を含む7度のトップ10入りで、あとは初優勝を待つばかりという好調ぶりである。
今大会での奬王のプロデビューが決まった際にもすぐ連絡。「頑張ろう」と誓い合い、当週の練習ラウンドの約束もしてある。
「いや、もう本当に楽しみしかないです」。
幼馴染みと北海道で、忘れられない「激アツ 感動体験‼」する。
※マル・パパはTBS系列全国ネットにてテレビ解説で活躍します
■インターネット放送(セガサミーカップ公式サイト/スポーツナビ)
8月18日(木)7:00~18:00(予定)
8月19日(金)7:00~18:00(予定)
8月20日(土)8:00~11:00(予定)
8月21日(日)8:00~11:00(予定)
■TBS系列全国28局ネット(HBC制作)
8月20日(土)14:00~14:54 生中継
8月21日(日)15:30~16:54 録画中継
■CS放送・GAORA
8月20日(土)22:00~23:00
8月21日(日)22:00~23:30
■CS放送・ゴルフネットワーク
8月20日(土)24:00~25:00
8月21日(日)23:30~25:00