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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI 2023

タイガ繚乱「苦しかった1年をむだにしない」現在賞金1位! 杉原大河もついに来た

連休明け最初の男子ゴルフは、選手会主催のABEMAツアー「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI(越前カントリークラブ・福井県)」から再開する。

同ツアーの賞金1位として大会を牽引する。



プロ3年目の杉原大河(すぎがら・たいが)は、ウッズ世代の“タイガ”としてもっとも早く片鱗を見せた逸材である。

最初の兆しは東北福祉大2年時の2019年だった。
ABEMAツアー「石川遼 everyone PROJECT Challenge Golf Tournament」で史上3人目(現在は7人)のアマ優勝を達成すると、2020年の「日本オープン」では5位タイ入賞。


さらに2021年の「日本ゴルフツアー選手権」では3位タイにつけた。

同年11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で8位に入ると、直近試合トップ10の資格を行使し、すぐ翌週の「ダンロップフェニックス」でプロ宣言した。


ジュニア期から数々のタイトルをなめてきた“天才タイガ”。
タイガー・ウッズにちなむ名前の急先鋒として、すぐにもトッププロに駆け上ると周囲は信じた。


だが、すぐあとのQTサードでまさかの敗退。
初年度のレギュラー参戦に失敗し、「自分はゴルフに向いていないのか。心が折れそうだった」と、挫折寸前までに。

その間に、次のタイガが次々と覚醒する。


特に、昨年の「日本オープン」で、史上初のアマ2勝を達成した蟬川泰果(せみかわ・たいが)は大学後輩だ。

「刺激になりましたし自分も頑張ろう、とは思えた」。


しかし一方で、「その場にいられなかったのはキツかった」と、当時の本音を明かす。


「上手くいかないことのほうが多かったけど、回りの方たちに支えてもらいました」と、感謝する。

昨年末から中井学コーチに学び、筋トレにも着手。
「それがやっとというか、少しは報われたかな」と、今年のABEMAツアー開幕戦「Novil Cup」でプロ初優勝を飾ると、レギュラー3戦目の「中日クラウンズ」では9位タイ。

「プロとしてのトップ10は初めて。少しずつ結果につながってきた」と、兆しが出てきた。


今週のABEMAツアー「「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP CHALLENGE in FUKUI」から、翌週のレギュラーツアー「ゴルフパートナーPROーAMトーナメント」・・・と、連戦前の先週末は、大学先輩の金谷拓実(かなや・たくみ)らと、大学地元の仙台で、震災復興支援のジュニアイベントに参加→「スナッグゴルフ体験会in石巻市」が開催!金谷拓実、杉原大河、米澤蓮らが参加 


“貢献デビュー”もしっかり済ませて「次の目標は優勝。苦しかった1年をムダにしない」。
遅れてきたタイガはタダで起きない。

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