いまツアーでもっともクールな男。
そんな中島啓太（なかじま・けいた）の定着キャラを、良い意味で壊してくれるのが、ひとつ上の河本力（かわもと・りき）だ。

ジュニア時代の試合で一緒に回ったのを機に意気投合。
日体大ゴルフ部でさらに絆を深めてプロ転向後のいまは、ほぼ毎日、一緒に焼き肉三昧。

互いの悩みも秘密も何でも打ち明ける仲。

「大好きです」と、言い合う相思相愛！

ただひとつ、中島が河本には治して欲しいところがあるといい･･･。
リキとケイタの愉快な動画を公開中です⇒　JGTO TV
ぜひ彼らのお茶目な素顔を見に来てください。

さて、今週のツアーは先週の茨城県から舞台を移して福岡へ。
中島には「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」で今度こそ、プロ初優勝の期待がかかります⇒　チケット＆アクセス＆放送予定

先週まで、2週続きで2位敗退。
岡山県の「ミズノオープン」では同学年の平田憲聖（ひらた・けんせい）にプレーオフで破れ、雪辱に挑んだ「ＢＭＷ 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」は、アマのナショナルチーム時から尊敬してやまない金谷拓実（かなや・たくみ）に2差惜敗。

3日目に残した第3ラウンドの7ホール目の最終ホールで、第1打を左の林に入れて“ダボフィニッシュ”した中島は、金谷に2差の3位で最終ラウンドに入った。

7番、9、10番のボギーで一時退いたが、14番でチップイン。
15番で長いバーディトライを沈めて連続バーディで、復活。

金谷を捉えたのもつかの間、ティショットがピン奥に行き、遠いバーディパットを打つことになった16番で3パットのボギー。

またすぐ逃してしまった。

「悔しいです」と内心唇を噛みながらも、金谷がピン50センチにつけた17番の2打目を表して「魂がこもったボール」と賞賛し、最後は笑顔でハグ。

共に最終組で闘った宋永漢（ソン・ヨンハン）にも「最後まで粘り強いゴルフをされた」と、敬意を忘れず、「3人で最終組を盛り上げられたかな、と思います」と、負けてさわやか。

「天候が悪く、サスペンデットもあったりして、その中でも3人で気持ちを切らさずに出来たと思う。気持ちの強さというのは自分でも誇りに、今度は自分が一番良いプレーをして優勝する日を想像しながら、トレーニングをしたいな、と思います」と、敗戦コメントも完璧だけど、たまにはお茶目なケイタも見てみたい？

そんな方には改めて、動画チャンネルJGTO TV。必見です。

• 中島 啓太