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横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~ 2023

中島啓太が逆転で初代覇者に。賞金1位に返り咲き

中島啓太(なかじま・けいた)が、逆転で新規大会の初代覇者に就いた。



最終日は2打差の2位から出て1番でさっそくバーディ。首位を捉えてさらに2番でバーディチャンスにつけると、小休止。

降雨による中断中に、ロッカールームに戻って、すぐに濡れた服を着替えて、再開を待ちわびた。


3時間22分を経て、青ウェアから白に一新。コースに帰ってすぐ連続バーディを決めると、途中、もつれながらも、6番で最後に曲がる8メートルを読み切り、8番では右5メートルを決め、9番はOKの連続バーディ。

さらにカップインしそうなスピンショットで魅せた13番のバーディで3打差。


今季6度目の最終日最終組で、着々と差を広げて一時は独走態勢を築くが「このコースはトリッキーですし、差はあってないようなもの。回りのスコアは決めることはできない。自分がいいプレーを心がけた」と、気を抜かず、ついに最終ホールで同学年の蟬川泰果(せみかわ・たいが)に1打差。


長いバーディトライも決して楽ではなかったが、ピン近くに寄せて安心のタップインパー。
「蟬川選手のような本当に勝負強い選手に競り勝てたのは自信になります」と、安堵のため息が出た。


6月の「ASO飯塚チャレンジドゴルフ」に続くプロ2勝目、通算3勝目で賞金1位に返り咲いたが、「それは金谷さんが今週、出場されていなかったからこそと思うので」と、喜ばない。

「これからまた夏、秋といいゴルフをして優勝できるように頑張ります」と決意を語り、「今日は大雨の中で、最後まで残ってくださって本当にありがとうございます」と大勢のファンに感謝し「きょう来てくれた子たちの目標となるように、これからもアスリートとして成長していきます」と、誓った。


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