ビッグネームが居並ぶ50回目に名前を刻んだのは22歳のアマチュア。
@杉浦悠太さんが、4打差の首位から出て、3差をつけて逃げきり大会初のアマ制覇を達成した。
「凄く緊張していた」と、1番で左の林に入れたが、ボギーで堪えた。
2番で2打目が右手前の深いバンカーに捕まり2メートルほど残したが、こらえた。
5番で初バーディ。
さらに7番でもチャンスを奪い、9番では1メートルをしのいで4差を守ってターンした。
後半は、一時2打差に詰められた。
林に入れた11番でダブルボギーを叩くと、12番のボギーは3パット。
通算10アンダーまでスコアを崩した。
蟬川やケネディら、プロが背後にひしめき「次のティショットは怖かった」と恐怖を断ち切り、16番で52度の2打目をピン右にくっつけバーディ。
最終ホールまでに逃げきり体勢をしっかり作った。
2差で迎えた18番も、2打目を右花道のほうまで運び、ピン横50センチにつけ圧巻のウィニングパット。
同組の中島啓太(なかじま・けいた)から特大のハグを受け、祝辞と共に「ナショナルチーム、お疲れ様」。
偉大な先輩から何よりの“卒業証書”も受け取り、その後すぐスコア提出所でプロ宣言した。