杉浦は、昨年11月の「ダンロップフェニックス」で史上7人目のアマVを達成した日にプロ転向し、本格的に活動を始めた今季は7月の「日本プロ」でプロ初優勝。
通算2勝目を、5年シードのタイトル戦で飾った。
その後、怪我で戦線を離れた時期もあったが10月の日米共催「ZOZOチャンピオンシップ」では日本勢最高の6位に。
賞金ランキングも11位につけるなど、初年度から力を見せた。
「今年は前半戦でトップ10に続けて入れたり、プロ初優勝もそうですし、けがをしてしまったり、いろいろな経験ができました。その中で、ZOZOの結果は自信になりましたし、レベルアップを感じることができた」などと、受賞式でこの1年を振り返った杉浦。
「来年は、賞金王を目指して頑張ります。米ツアーにも挑戦したい」と、展望を語った。
そのほか、同協会の特別賞として、女子ツアーの笹生優花さん、古江彩佳さん、竹田麗央さん、上田桃子さんらと共に、パリ五輪で銅メダルを獲得した松山英樹が選出された。
松山は、受賞の感謝と共に、「今年のパリオリンピックでは銅メダルを獲得することができました。これもひとえにゴルフファンの皆さんの応援があったからだと大変うれしく思います。これからも日本の若い選手が世界の舞台で活躍できることを願いつつ、私自身さらなる目標に向けて努力を続けたいと思います」と、表彰会場にコメントを届けた。
※一般社団法人日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)は、ゴルフトーナメントに係わる企業との連絡調整や関係機関の支援等を行う主要ゴルフ団体のひとつ