後半2番で微妙なパーパットが残ったそうだが、これをしのいでリズムよく、そのままボギーなしで回りきった。
ショットは1日を通して好調で、「前半ついている割には入らなかった」と、もどかしさを感じながらではあったが、危なげなく初日を終えた。
本大会は初出場だが、アマチュアの方と回る同様のプロアマ戦形式は、日本ツアーでも昨年まで行われていた「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント」で経験済みで、昨年の同大会では初Vにあと一歩と迫る自己最高の2位に。
賞金ランキングも自己ベストの16位と、躍進の契機としており、この日も「みなさんと本当に楽しく回れましたよ。景色も良いですし、いい1日でした」と、まずは初日を満喫した。
兵庫県宝塚市の出身で、8歳からゴルフを始めた。中学、高校と顕著な成績を残してアマ選抜のナショナルチームで活躍。茨城県の水城高校時には台湾アマで、初の日本人優勝を飾った。
東北福祉大ではひとつ先輩の松山英樹にも刺激を受けて、国際舞台での経験も豊富。
ニュージーランドでも活躍が期待されるが「予選を通らないと始まらない。まずは予選を通りたいですね」と、浮かれない。
7アンダーで首位に立ったのは、豪州のスコット・ヘンドとマシュー・グリフィン。
2015年から19年まで日本ツアーに参戦したグリフィンは、2016年の本大会では谷原秀人を1差で下して優勝しており歴代覇者として、再び日本勢に立ちはだかりそうだ。
*JGTOメンバーと日本人選手の初日の結果
18位T(4アンダー・67)佐藤大平
38 位T(3アンダー・68)ハン・リー
38位T(3アンダー・68)杉浦悠太
51位T(2アンダー・69)平田憲聖
51位T(2アンダー・69)岩田寛
51位T(2アンダー・69)大槻智春
51位T(2アンダー・69)木下稜介
51位T(2アンダー・69)竹安俊也
51位T(2アンダー・69)幡地隆寛
51位T(2アンダー・69)関藤直熙
51位T(2アンダー・69)@中野麟太朗
78位T(1アンダー・70)時松隆光
78位T(1アンダー・70)ジャスティン・デロスサントス
107位T(イーブンパ・71)堀川未来夢
107位T(イーブンパ・71)市原弘大
107位T(イーブンパ・71)生源寺龍憲
124位T(1オーバー・72)杉山知靖
124位T(1オーバー・72)米澤蓮
124位T(1オーバー・72)嘉数光倫
137位T(3オーバー・74)トッド・ペク
145位T(4オーバー・75))阿久津未来也
150位(5オーバー・76)勝俣陵