最終日も「ほとんどフェアウェイから打っていない」と、ショットが安定しなかった。
また「きょうは左に切ってあるところが多くて、今の調子と球筋だと攻めきれない」ち、苦手なピン位置を攻めあぐねてチャンスが作れない。
チャンスホールの3番パー5で3オン2パットのパーに終わった。
流れを作りそこねて次の4番ではボギーが先行した。
右からの風に対して、カットボールで距離を合わせようと試みたティショットが、左奥のギャラリーの集まるところにまで打ち込むミス。
「流れを悪くしてしまった」と、悔やまれる。
挽回できないまま入った後半11番でまたボギーを叩いた。
「自分も優勝したかったので悔しい」と言ったが、自身のインドの快挙に続いて、桂川がホームで初制覇を達成したことには「最高です」と嬉しそうだった。
「桂川さんは一緒にナショナルチームで戦っていたチームメイトですし、これからまた海外で会えるのが楽しみ」。
仲間の参戦で、ますます勢力図を拡大させる。
このあとしばらく日本で調整し、次は5月16日-19日の「全米プロ」(ケンタッキー・バルハラGC)。
「今日の朝も自己ベストのクラブスピード、ボールスピードも出ましたし、飛距離もかなり出てきている。アイアンの縦距離など細かいところを練習して2週間を過ごします」。
また海の向こうから吉報を届ける。