ただ「初日からパットのタッチが合わなくて。ロングパットで簡単に3パットにしてしまう」と、この日は3番で、今週2度目の3パットを喫した。
「これでは上位に行けない」と、苦闘する。
昨年の「ダンロップフェニックス」で史上7人目のアマVを飾ってすぐプロ転向し、フル参戦1年目の今季開幕から5試合連続でトップ10を続けて先週は2位。
「優勝を目指してやっている中で、たまたまトップ10が続いているだけ」と、プロ初Vに迫る勢いで会場入りした。
本大会は、ジュニアのころからクラブを使う契約先ミズノが主催。
「より上位で戦って盛り上げたい気持ちがある」と、今週こそ一番上しか見ていない。
昨年覇者の平田憲聖(ひらた・けんせい)は、開幕前日のプロアマ戦で水野明人・ミズノ社長とラウンドし、初優勝をホストVで飾った。
「今年(のプロアマ戦)は杉浦くんと回りましたので。続いてくれたら来年からほかのみなさんも私と回りたがるように…」などと、冗談めかしてジンクス化を期待されていた。
応えたい。
上位3人が得られる「全英オープン」の出場資格ももちろんだ。
「意識はすごくありますし、優勝していけたら最高ですね」。
プロ転向6か月に満たない“新人”のホストプロは上しか見ない。