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JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品 2024

石川遼が大会実行委員長V。逆転の通算19勝目

最後の最後まで大会実行委員長が主役になった。



石川遼が、逆転のツアー通算19勝目で第4回の選手会主催試合を飾ってみせた。

最終日は2打差の2位から出て「68」。


前半9ホールは2度、満員のギャラリーに向けて「フォア!(※球の行方に注意喚起を促す言葉)」の掛け声も出た。

ティショットの制球に苦しみながらも、林近くのラフから傾斜のラフを渡り歩いた2番で、約2メートルをパーセーブ。

スピンコントロールを効かせたアイアンショットでチャンスを作って5番と、7番ではピンそばのバーディを奪い、前半最初のトップに立った。


捜索をあきらめ、暫定球を選んだ11番はボギーでこらえたものの、そこから一時は5人が首位に並ぶというまれにみる大混戦に。

勝負は終盤戦にもつれこんだ。


同組の河野祐輝(こうの・ゆうき)の15番の不運もあり、チャンスは石川と金子と田中の3人に絞られたが、終盤16番から連続バーディで、ついに若い2人を振るい落とした。


通算22アンダーに到達し、2打差を作って入った最後18番は、右のラフからの2打目を刻んで、あえて手堅くボギーで優勝。

選手たちから祝福の水を浴びせかけられ、「すごい、こんなんなるの?!」。
滴る水も、喜びで弾けた。


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