「カシオワールドオープン」で、優勝した岩田に1打及ばず初Vを逃した。
最終日は前後で別れたが、前日3日目は最終組で一緒だった。
その日は7番のパー5で「10」を叩きながら「73」で踏みとどまり、3位にカムバックしてきた清水を、岩田も目の前で見ている。
後日、最終日の報道記事を読み、自分も泣きそうだったから、清水に声をかけられなかった…云々と岩田がコメントしていたことを知った。
「あの時は悔しかったですけど、ヒロシさんとのチームなら心強い」。
男女シニアの対抗戦「日立3ツアーズチャンピオンシップ」は、その年、もっとも顕著な成績を残した選手だけが踏める年に一度の風物詩だ。
きのうの“敵”と、今年最後の公式プレーで今度は力を合わせて優勝を目指せた。
清水も初出場を果たして、チーム戦のだいご味も味わえた。
先々週には、賞金上位しか出場できないシーズン最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にも、2年ぶり2度目の出場を果たせた。
2日に都内で行われた部門別表彰「ジャパンゴルフツアー表彰式」では「平均パット」と「バーディ率」1位で表彰された。