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タマノイ酢よみうりオープン 2001

「1年に1回は、子供の前でいいところ見せないとね」 ディフェンディングチャンピオン・水巻善典

 昨年のこの大会。父の日の最終日に、長男・賢人君の前でツアー7勝目を挙げた。
 順子夫人と親子3人、抱き合う姿が感動を呼んだ。
 あれから1年。再びめぐってきた2001年大会も、最終日(17日)は父の日。
 「ゴルフの調子はまずまず。今年も、初日から、賢人が見に来るって言ってるから・・・。1年に1回は、いいところ見せないとね」
 今年も、“水巻パパ”の奮闘が始まる。

 「アメリカの小学校に通っている賢人は、今、年度末の長い休みで日本に帰ってきています。先週のオフ週から、すでに“毎日が父の日”状態で、プロ野球の観戦をしたり、バスケットの試合をテレビで見たり・・・1週間、良いリフレッシュになりました。
 今週も、明日から会場に来るっていってるので、なんとか、かっこいい姿を見せたい。
 ただ、明日初日は、あいにくの天気だと聞いています。雨の中のラウンドは、若いときならば、ガムシャラに攻めていってもスコアになったけれど、年齢を経るにつれて、辛抱強さというか、コツコツと切れないで、積み上げていく工夫が必要になってきます。
 なんとか悪コンディションを耐えて乗り越え、最終日には優勝争いがしたいものですね」

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