記事
VISAダイナスティカップ2005 大会初日は、3.5ポイント獲得して日本チームがリード!
「おまえら、今回は絶対に勝て!」。
前回2003年の第1回大会で完敗しているだけに、今回は意気込みが違うのだ。
そのために、ベストメンバーを揃えた。
賞金王・片山晋呉に、米ツアー3勝の丸山茂樹。単に前回のリベンジ、というだけでなく、この顔ぶれで「連敗は、絶対にできない」(近藤智弘・ダイナスティランク7位)。
選手たちの決意も相当なもの。
しかも、大会初日は、ひとつのボールを交互に打つフォアサム。自分のミスが、もろにパートナーにふりかかるという意味で精神的な負担も大きく、非常に難しいとされるこのゲーム方式で、日本チームは勝ち3、引き分け1、負け2と健闘。
アジアチーム2.5ポイントに対し、3.5ポイントをゲットしてリードを奪った。
この日は敗れてしまった丸山茂樹&深堀圭一郎、片山晋呉&神山隆志の両エースチームも「明日は大丈夫、絶対に勝つ」と、巻き返しを誓っている。
2日目の競技方式はフォアボールマッチプレー。
ミスを怖がるあまり、初日は思い切ってドライバーが振れなかったという神山も、「シンゴに迷惑をかけないようにと気遣ったことで、今日はよけいにミスをした。明日は自分のボールを打っていけるから、思い切ってやる」と、気持ちを切り替えていた。