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マンシングウェアオープンKSBカップ 2001

「体調は万全です」

プロアマ戦で、杉原はタレントの三井ゆりさんと和気あいあい。
 3週ぶりにツアーに登場の杉原輝雄は、今大会主催のデサントの顔。
 「デサントさんと正式に契約を結んだのは30年くらい前だが、まだ、選手として鳴かず飛ばずの時代から、ウェアを提供してもらったり、本当に世話になってきたんですよ…」と、プロアマ戦終了後のインタビューで、しみじみと語った。
 今週は、2年ぶりの“親子競演”。長男・敏一、次男・政之との出場に「なんとか3人とも予選通過して大会を盛り上げたいもんや」とホスト選手として意気込むものの、今年から会場が変わった総距離7.158ヤードの六甲国際GCは、「アゲンストになったら、スプーンでも届かんホールがある。パーが75くらいのつもりでやらんと、どうしようもないかな…」と、少々、渋い顔のドン。
 それでも、つい最近は某スポーツ紙で、「ガンが小さくなった」などと報じらたり、自身も「トレーニングで体はすっかりでき上がっているのに、飛距離がついてこんから」と、さらにハードなメニューを取り入れるなど、不屈の闘志はまだまだ、衰えることをしらない。
 「体調は万全なんです。だから、みなさんの前で、なんとか良いプレーができればなあ、と思います」
 活躍が期待される。
「それまでもご面識はあったのですが、杉原さんとプレーするのははじめて。『アウトサイドですくい打ちになってるから、もっとぶつけるイメージで打ちなさい』とアドバイスを受け、明るい兆しが見えてきました。今日はほんとに楽しかった」とは三井さん。この日は、結婚したばかりの野口五郎さん(=写真下)との参加だったこともあり、幸せいっぱいのようすだった。

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