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ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント 2006

S・K・ホ「今日は本当に楽しかったです」

最後のバーディパットを外した瞬間、平塚(左)に「おめでとう」と声をかけるSK
この週、韓国のS・K・ホには悟ったことがある。「ゴルフは、あまり最初から頑張りすぎちゃダメってこと」。
大会初日に61。33年ぶりに記録を塗り替えるコース新をマークした。
しかし、最後に頂点に立てなかった。
「・・・ゴルフは、1日だけじゃダメってこと。4日間通してどうかが一番大事なんです」。
言葉にも実感がこもる。

それでも、平塚と片山との優勝争いには心が躍った。
現在、賞金ランク上位3人による1打差の攻防戦。質の高い接戦。
途中、片山としみじみと話した。
「やってて、すごく面白いゲーム。もしこれで勝てなくても、今日はすごく楽しい1日だったよね、って」。
それは、優勝争いを見守ってくれた大ギャラリーのみなさんにもきっと同じだっただろう。
「・・・楽しんでもらえたんじゃないかな、と思うとすごく嬉しい!」。

1週間後には、4年連続4回目の全英オープンが待っている。
「この繋がりで、イギリスでも良いプレーが出来たら良いな」。
広島での手ごたえを餞別に旅立つ。
  • 精一杯戦った充実感をにじませながら、平塚の応援に駆けつけた小山内護(右)と、ウィニングパットを見守った

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