記事
ダンロップフェニックス 2000
▼ トピックス 日本人3人目のV、そして賞金王の可能性も
「毎日70でまわるつもりで」と言いながら、初日65、2日目66をマークした片山晋呉が、3日目も6バーディ、1ボギーの66と3連続で60台でまわり、2位と6打差で最終日に臨む。
順調にトップを維持してフィニッシュできれば、優勝賞金4000万円。今季の賞金獲得額は1億2800万円になり、賞金王の可能性も出てきた。
◆ 片山晋呉の話し
「今日は6番(200ヤード・パー3)の5メートルのパーパットを入れたのが大きかった。自分の流れの中で、楽に7番(521ヤード・パー5)で4が取れました。
緊張した1日でした。顔は笑っていたので分からなかったと思いますが・・・。心臓がグリーンを出てしまうのではないかと思うぐらい緊張してました。
優勝争いは何回やっても緊張します。小さな試合でも自然に緊張は来ますから、緊張を解くことじゃなくて、その中で自分をどうコントロールできるか、だと思っています。
7番ウッドが役に立っています。パー3でよく使いますが、ダレン・クラークの4番アイアンより高い弾道で飛んでましたからね。
これまでのデータを見ると、昨年までは前半の平均は39。今年は今までドローで打っていたところ…例えば2番(435ヤード・パー4)。ドローで狙わずスライスで、など昨年と逆の攻め方して、成功していると思います。
『本日の主役です』のタスキはキャディバッグに入っていましたが、今日は出すタイミングを逸してしまいました。このたすきをかけて18番ホールでウィニングパットを決めるのが夢なんですよね。…でも、明日もどうかなあ。心臓、バコバコいっててそんな余裕ないかもしれないし…でもやってみたいですよね」