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マンシングウェアオープンKSBカップ 2006

マンシングウェアの代表選手・杉原輝雄

開幕2戦目のつるやオープンでの予選通過は、68歳10ヶ月と7日の世界最年長記録を達成。2日目にはエージシュートに1打足りない69をマークした。

マンシングウェアを代表するプレーヤーのひとり。
このホスト試合でこそ大きなニュースをぶち上げたいところだが、この日17日水曜日の悪天候に、威勢の良い言葉は出てきそうにもない。

雨で濡れそぼった7051ヤードのコースは、杉原にはいっそう長く感じる。
「今日はティショットで200ヤードも飛ばなくて。9番では、第3打が50ヤードも残ってしまった。・・・これじゃあ、ハナシにならんよ」。

今週は本戦に入っても悪天候が続くと聞いて、いっそう頭を抱えこんでしまった。

大会初日は、福井工業大学付属福井高1年の伊藤涼太くんとのプレーだ。
「これまで、喋ったこともない。一緒に回るんはもちろん初めて」という伊藤くんは、杉原より53歳も年下だ。
「どんなゴルフをするか・・・楽しみやね」と一度はニヤリとしたものの、「でも、そんなどころやないな」と、我に返ってポツリ。
「俺には、自分のことで精一杯になりそうや・・・」。

今月12日には、10年間続けてきたという加圧式トレーニングで汗を流した。
いまなお、現役にこだわり続けるドンは「この天気では伊藤くんと勝負!・・・というわけにはいかんが、出るからには良いゴルフをお見せしたいと思っている」。
不屈の闘志で、ホスト大会を盛り上げるつもりだ。

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