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初日午後ファアボールのバックナイン
続く第2組SK、張組は取ったり取られたりの接戦が続く。2ダウンで迎えた17番ホールで結局マッギンリー、マクダウエル組に2&1で敗れてしまった。
S・K・ホ
「午後の後半に入って肝心なところで疲れが出てきてしまいました。後から考えればあそこで力を発揮できていればもう少し良い結果がついて来たと思います。調子は決して悪くなかっただけに悔しいです。明日は全力で戦います。」
午後に入って別人になってしまった地元タイチームは、ビヨン、ウーズナム組に一度もリードすることなく16番ホールで3&2と午後はギャラリーの期待に応えられなかった。
そして最終組の深堀、今野組もファルド、ステンソン組に17番終了時点で1ダウンと健闘したものの最終18番4選手すべてパーで分けて最終組もポイントを取られてしまった。
今野康晴
「肝心なところでアプローチ、パターがダメだった。やっぱりシーズンオフに入って日本は寒いしなかなかピークをここに持ってこれない。いつもこのような大切な代表の試合は日本がシーズンオフに入ってからが多いですよね。体を作っていくのが難しいですね。でも、すごく楽しかった。気持ちはあるけど体がついてこれない。明日は最後なので思い切っていきますよ。」
深堀圭一郎
「さすがにミスを相手はしなかったですね。入れて欲しくないところでことごとくパットを決めてくるし。こちらのチームとしては1回もミスはなかったんですけどね。得意のアイアンが良くなかった。気持ちと体が合わなかったですね。でも、ようやく午後に入ってやっと闘えるモードがまた戻ってきたので明日はなんとかしたいですね。」
強豪ヨーロピアンツアーのメンバー達にレベルの違いを見せ付けられた結果となった初日だが、大逆転が幾度となくあった過去のライダーカップの試合を見てもわかる通り現在の差4ポイントは十分に明日逆転できる範囲内だ。チームマッチに慣れているヨーロピアンツアーのメンバー達にアジアチームの初日の結果は健闘と言っても良い。明日、アジアチームが本領を発揮するシングルマッチ。アジアのスター選手たちが今日の雪辱を晴らすためにヨーロピアツアーのメンバー達に牙をむく。