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VISAダイナスティカップシングルスマッチプレーで争う最終日のペアリング決定

アジア、日本両キャプテンが、ひとつの思いで一致した。「最終日を、盛り上げたい」。その気持ちが、ファイナルマッチのペアリングに込められた。ラストから3マッチは、両チームのエース3人がズラリと並んだ。さらにクライマックスの最終組は、前回の第1回大会から負け知らずの張連偉と、日本が誇るヒーロー・丸山茂樹の顔合わせだ。

地元・中国出身の張連偉もさることながら、会場での丸山の人気も相当なもの。この日2日目も、張に負けず劣らずのギャラリーを引き連れて歩いた。最終日は、この2人のマッチに大会3日間で一番の注目が集まるのは必至だ。

最終決戦を前に、アジアに1ポイントのリードを許したが、最終マッチで片山が劇的なバーディパットを決めていなければ、差は2つに広がっていたはずなのだ。

「片山が入れて、1点差にとどめてくれた。明日は12人全員が勝ってくれると信じてはいるが、ゲームは、最後までもつれることだろう。良い1日になる気がする」(日本代表キャプテン、青木)。

「片山さんに最後に素晴らしいパットを決められたが、今日はアジアチームも良いプレーをした。これで、世界でもスタンダードなゴルフができると証明できた。メンバーたちは、明日も素晴らしいプレーでダイナスティカップを保持してくれることだろう」(アジア代表キャプテン、謝敏男)。

いよいよ、決戦のときが来た。

<17日(日曜日、最終日)シングルスマッチプレーのスタート時間と対戦表>
1.9:45 谷口拓也  VS ブーンチュ・ルアンキット(タイ)
2.9:55 近藤智弘  VS タワン・ウィラチャン(タイ)
3.10:05 藤田寛之  VS アマンディープ・ジョール(インド)
4.10:15 神山隆志  VS ジェイ・ケイ・モー(韓国)
5.10:25 加瀬秀樹  VS アンジェロ・キュー(フィリピン)
6.10:35 川岸良兼  VS サマヌーン・スリロット(タイ)
7.10:50 鈴木亨  VS マーダン・ママット(シンガポール)
8.11:00 宮本勝昌  VS プラヤド・マークセン(タイ)
9.11:10 平塚哲二  VS トンチャイ・ジェイディ(タイ)
10.11:20深堀圭一郎 VS ウェン・チョン・リャン(中国)
11.11:30片山晋呉  VS ジョティ・ランダワ(インド)
12.11:40丸山茂樹  VS 張連偉(中国)

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