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プラヤド・マークセンがマスターズの出場権を獲得
3月30日(月)に、アジアンツアーが発表した。
自身の母国タイで行われた先週のアジアンツアー「ブラックマウンテンマスターズ」の最終日は15位タイからスタート。
病床の母、また次男のビアプットくんと交わした「今日は8アンダーで回る」との約束どおり、64をマーク。猛烈な追い上げで単独2位につけたことで、出場資格のある世界ランク50位に食い込んだ。
初挑戦の昨年は世界を股にかける大活躍が評価され、マスターズ委員会から招待を受けたものの、持病の背筋痛がたたって2日目に無念の棄権。
そのことで周囲からは「二度とマスターズに招待されないだろう」と、厳しい言葉をかけられこともあったという。
それだけに「今回は、自力でも出場権が取れることを、どうしても証明したかった」。
開催はとうとう約10日後(4月9日〜)に迫ったが、土壇場まで諦めない執念が実った。
アジアンツアーの広報によると、今週木曜日にもオーガスタ入りするというマークセン。
「コースの特徴は、昨年のラウンドで隅々まで覚えている。今年こそうまくやれると思う」と、いまからリベンジに燃えている。
なお、今年のマスターズに出場するジャパンゴルフツアーメンバーはマークセンのほか片山晋呉や石川遼、インドのジーブ・ミルカ・シンなどがいる。