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六本木ヒルズアリーナにてファンとの集いを開催!
毎年恒例の選手のトークショーやチャリティオークションを見ようと、小雨が降るなか200名近くのギャラリーが足を運んだ。出張のついでと言いつつ北九州から立ち寄って下さった方や大会の開催場所の地元茨城県から大勢の応援団も駆け付けてくれた。
今年、壇上に上がり会場を盛り上げた選手は、ディフェンディングチャンピオンの髙橋竜彦を筆頭に、宮本勝昌、細川和彦、立山光広・矢野東・宮里聖志・宮里優作の7人。
トークの内容はマンシングウェアオープンKSBカップで優勝を果たし、時の人となっている石川遼くんの話から、昨年のアコムインターナショナルで立山が1ホール19打叩いた話や賞金の使い方など幅広い。石川くんと同組だった立山はいずれの事柄にも当てはまるだけに、「僕は自分に関係ない好プレーや珍プレーに出会う可能性が高いんですよ。」とおどけると、客席は笑いに包まれた。
集まったお金をポリオ撲滅基金に寄贈するチャリティオークションでは、高額商品が多数飛び出した。宮本が出品した高級腕時計は8万円、クラブを抜いただけのお宝入りの矢野のキャディバッグも5万円を超えた。宮里聖志は「藍ちゃんも優作のサインも全部僕一人で書きますよ」と冗談を言いつつ、オークションを楽しんでいる様子。各選手のネーム入りのボールやバイザー、パターやオリジナル傘もあっという間に競り落とされる。また、全米オープン出場などのために止むを得ず欠席した横尾要や田中秀道からも、キャディバッグやボールが届けられた。この日に集まった金額は、前年の23万6千円を大きく上回る、41万5132円となった。今年はトークショーやチャリティオークション以外にも、ゴルフシュミレーターを使ってプロと競えるギャラリー参加型のニアピンコンテストやドライビングコンテストが行われた。どの選手も負けず嫌いな一面を見せ、ゲームにもかかわらず真剣そのものだ。ニアピンは矢野の3.3m、ドラコンは立山の299yardsがこの日の最高記録。トータルでは立山がこのゲームを制することに。
フィナーレで、選手が意気込みを語る。昨年の今大会で優勝争いをした宮里優作は、「最終日最終組で悔しい思いをしたので、是非優勝したい!」。これに対して、昨年覇者の髙橋は「この大会はみんな優勝したいと思っている大会だし、今年も優勝争いに加われるようにしたい」と受けて立つ様子。
今日参加した7人が優勝争いをし、この中からチャンピオンが生まれると、きっとイベントに足を運んでくれたギャラリーにとっては思い出に残る大会になるはず。ツアープレーヤーNO.1を決める「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」は28日(木)から茨城県にある宍戸ヒルズカントリークラブで開催されるので、是非会場に足を運んで下さい!また、この大会の熱戦の模様は、NHKで4日間(予選はBSハイビジョン)楽しめます。