記事
〜全英への道〜 ミズノオープンよみうりクラシック 2007
杉原輝雄と竹本直哉が地元中学校を訪問!
中学2年生の生徒にとって、70歳を迎えたばかりの杉原と、先週の「マスターズGCクラシック」で優勝を飾り勢いのある竹本から学ぶ事も多くあるはずだ。この日は、約210名の生徒から出された質問が選手にぶつけられた。
「どうすればプロゴルファーになれますか?」
杉原「ご両親やゴルフをしている人の姿をみて、真似してみる事が大事。そもそも、今、自分がゴルフをできている事は素晴らしいこと。それには、色々な人からお世話になっているから、周りの人に感謝しています。この世に生きていることを尊く感じ、相手を思いやる気持ちがあれば良いと思います。」
「試合を観戦するにはどこを見れば良いですか?」
竹本「好きな選手がいればその人に付いて回るのも良いし、Par5の18番にいても面白いと思います。色々な見方の楽しみがあります。」
ゴルフの魅力やトーナメントの面白さを伝えると同時に、2人は生徒達に分かりやすく学校生活にも活かせる様に答える。
また、この中学校がマラソンに力を入れて取り組んでいることもあり、選手からは体調管理について話された。「しっかり食事を取って、一生懸命走ってバランスの良い体を作る事は重要です。プロはサプリメントで栄養を補足しています。」大会期間中には、今日の生徒さんが予選ラウンドの木・金を総合学習の時間に当てて、会場見学にやってくる。18番ホールでプロの迫力あるプレーを観戦するだけでなく、大会本部やプレスルームなど、トーナメントを支えるスタッフが働く現場も見て回り、よりいっそうゴルフに親しんでもらおうという狙いだ。
明日から杉原と竹本は、生徒達の応援を受け、本選に臨む。プロの迫力ある選手に魅了され、ゴルフに興味を持つ生徒も出てくるかもしれない。大会と選手のメッセージが届く日も近い。
※今大会はトーナメントトライアルという企画を行っています。この狙いとして、トーナメント会場の近くに住みながら、ゴルフに接する機会の少ない地元の子供達にトッププロのトーナメントの熱戦や活気ある会場を生で見て貰ったり、ゴルフの体験プレーをして貰い、地域や社会人と交流する機会を与え、スポーツへの興味の喚起と青少年の健全育成に寄与していく事にあります。