最終日は首位と６打差、３位タイからのスタートに、「上との差がありすぎていたので、スコアを気にすることはなかった」と振り返る。
ショットの調子も、前日３日目に比べると、絶好調といえる状態ではなかった。
「アイアンが芯に当ってなかった」。
それでも、この日も課題にしていた「我慢のゴルフ」を貫いて、昨年９位と相性の良い大会で、今年は自己ベストの単独３位。

16番では、ピンに近いほうのラフからチップインバーディを奪うなど、随所で魅せた。

「今日もよく（気持ちを）コントロールできていたと思います」。
名門・東北福祉大出身の26歳は、若手有望株のひとりだ。
「次もしっかり調整して臨みたいと思います」。
さっそく前を見据えていた。

• 岩田 寛