記事
PGA・JGTOチャレンジカップ in 房総 2013
稲森佑貴が首位をキープ!父親との2人3脚で優勝を目指す
前日首位の稲森佑貴がこの日も4アンダー68をマークして、通算11アンダーで首位を守った。この日は、前日ほどパットが決まらず、近い距離が2回、遠い距離が2回のバーディパットを沈め、4バーディ、ノーボギーで締めくくった。これ以外にも「チャンスはいくつかあったものの、打ち切れずに」物にすることができなかった。
今回も父親の兼隆さんがキャディバックを担いでいる。「2人でグリーンの読みを相談して、自分が構えてその方向をチェックしてもらい、良ければ打つ」というルーティンでグリーンを攻略している。また、ショットの前には、風やピンの位置を確認し、どこに打っていくか、2人で相談しながらコースマネージメントをこなしている。
正直、親子ゆえにけんかをすることもあるという。過去にはその気持ちを次のホールまで引きずってしまい、失敗したこともある。その経験から次のホールまで引きずらないように「次、次」と気持ちを切り替えているそうだ。
コースではキャディだけが唯一の味方だ。「会話をしながら」気分を高めたり、リラックスしたり、プレーに集中させる。2日間で目標の「2桁アンダー」の11アンダーに到達した。父親との「2人3脚」で「明日は優勝を狙うだけ」だ。18歳の稲森が優勝すると、チャレンジトーナメント最年少優勝記録(現在の記録:浅地洋佑 19歳14日)を更新する。