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つるやオープンゴルフトーナメント 2008

深堀、高山らが4位タイに

4位タイに「来週以降が、楽しみになってきた」と深堀
今年15回の記念大会表彰式のあと、出場選手のサインボールを満員のギャラリースタンドに投げ込むセレモニーが行われた。チャンピオンのS・K・ホ、選手会長の宮本勝昌らと手分けして、150個のボールを投げ込んだ前・選手会長はこの日69をマークして「調子が良かった。グリーンが速くて難しかったが、ゴルフはしっかりしていて、来週以降が楽しみ」と、手ごたえを口にした。

その深堀圭一郎と、4位タイで並んだ高山忠洋もこの日460ヤードの14番パー4で、残り181ヤードの第2打を6番アイアンで直接入れてチップインイーグルを奪うなど、「2年前から取り組んできたスイング改造がだんだん実を結んできた」と納得顔。

前日3日目には17番パー5でイーグルを奪い、二階堂酒造提供のイーグル賞20万円も手に入れた。
久々のトップ5入りには「来週こそ持前の爆発力が見せられればいい。一球入魂です」と、気持も前向きに、元・高校球児らしく抜群のコントロールでサインボールを投げ込んだ。

宮里聖志も、悔しさはひとまずこらえてその輪に加わった。
最終日は単独3位からスタートしながら、18位タイまで落ちた。
車の混雑を予想して、この日朝はいつもより早めにコースに入ったことが災いした。
「朝メシはホテルで食べて来たので、早く来てもすることがなくて…」。
調子が良い日は、あえて30分にとどめるというスタート前の練習時間を1時間もこなしたことで、「いろいろ微調整してしまった」。
いざコースに出て、普段のスイングを見失った。

「精神的には、リラックスして出来たんですけど、いかんせんショットがね…。最後にようやく“ああ、確かこうやって打ってたなあ”と思い出しました。最初から、いつもどおりにやれよって感じですけど。帰って部屋で泣きます」と大崩れも、いつもの冗談で紛らせて、丁寧にリボンでくるまれたサインボールを配って歩いた。

  • 久々のトップ5とイーグル賞獲得に二重の喜び、高山
  • 表彰式で、ベストスコア賞と優勝賞金をかえっこしてとチャンピオンに請うて笑わせた宮里聖志(右)だが、18位に後退には「帰って泣きます」

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