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アコムインターナショナル 2000
舞台の石岡ゴルフ倶楽部について
帝王・ジャック・ニクラウスの設計。
高低差はわずか4メートルのフラットな大地に、池やマウンドが随所に配されている。
アウト・インコースとも、はじめの2ホールで比較的、バーディが取りやすいのが特徴だ。
アウトは、1番の352ヤードのパー4と2番の533ヤードのパー5。インは10番の398ヤードのパー4と11番、495ヤードのパー5。 どちらも出だし、短めのミドルホールとロングホールの組み合わせで、「アウト、インとも、はじめにきっちり取っていければ、波に乗れるコースではないか」と分析する選手が多い。
名物ホールは、15番(=写真)。やや右にドッグレッグしている445ヤードのパー4だ。
フェアウェー右サイドから池がせりだし、縦型に広がるバンカーが特徴。
さらに左サイドには、グリーンまでバンカーが4つあり、ティショットはフェアウェー中央に運ぶのが賢明なルート。
豪快に、ドライバーで飛距離を稼いでいくか、フェアウェーウッドで刻んで、池やバンカーを避けて安全に行くか、終盤で、選手のマネジメントが問われるホールだ。
最終的に、“ニクラウス”に打ち克つのは誰か。今週の結末が、楽しみである。