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ザ・ゴルフトーナメントin御前崎 2006

ディフェンディングチャンピオンが執念で11位タイ浮上

昨年覇者の髙橋竜彦は今週、気合が入っていた。生まれて初めて連覇に挑む今大会。特注のキャディバッグには「2005 WINNER」の文字。ディフェンディングとして臨むこの大会で使う。ただ、それだけのためにメーカーが作ってくれた。
「それなのに・・・」初日は76を打って、122位と大きく出遅れていた。

今年のUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズで難コースを制してツアー通算2勝目。
「僕らの力で、男子ツアーを引っ張っていきたい」。
感動の表彰式で、その思いを強くしたばかりだったのに。
今週、不甲斐ない成績での予選落ちだけは絶対に避けたかった。

2日目に、強風の中66で回って執念の予選通過を果たすと勢いづいた。
この日3日目は、前日をさらに上回るベストスコアをたたき出し、首位と4打差の11位タイ浮上。
連覇達成も、夢ではなくなってきた。

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