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髙橋竜彦、自身初のスナッグゴルフ寄贈式を終えて・・・
昨年、ツアー通算2勝目をあげた7月のUBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ。
その3日目に、同じ会場内で行われた小学生たちのスナッグゴルフ全国大会で、たまたま妻・葉月さんがテレビ中継のリポーターをつとめました。
さらに翌日の最終日、最終組からスタートした髙橋は同大会で優勝したばかりの子供たちと手をつないで1番ティに入場しました。
大会恒例のスタートセレモニーに「心を動かされた」と、髙橋は言います。
「もし僕が子供の立場だったら、きっとものすごく感動していつまでも今日のことを覚えているだろうな、と。これからは、僕自身が常に子供たちに夢を与えられる存在でありたい。そんな思いで一杯になったんです」。
その思いが髙橋を“メジャーチャンピオン”へと導いたことは間違いありません。
そのあと、葉月さんからスナッグゴルフ全国大会での生き生きとした子供達の様子を伝え聞くうちに「僕もぜひ、母校のみんなにゴルフの楽しさを伝えたい」と考えるようになったそうです。
無事、寄贈式を終えて「子供たちの生き生きとした表情に、こちらがパワーをもらった気がする」と、今シーズンにむけて気持ちを新たにした髙橋。
「来年も、優勝のお土産を持って子供たちに会いに来たい」という気持になったそうです。
髙橋竜彦、母校へのスナッグゴルフコーチングセットの寄贈を終えて…
「僕がゴルフを始めたころはもちろんスナッグゴルフなどもなく、しかも回りの友達も、ゴルフになど見向きもしてくれず、人目を盗んで練習をしたものでした。
今回、僕も初めてスナッグゴルフを体験して、その素晴らしさをたくさん発見しました。
いきなり本当のゴルフから入った子は、友達が敵になってしまう可能性がある。
『あの子に負けたくない』とか『お父さんに叱られたくない』といった思いがエスカレートしていったのが、昨今のスコア改ざん事件という、悲しい事態につながっているようにも思います。
その点、スナッグならまず初めに団体戦の良さが味わえる。何より、楽しくゴルフを覚えられることが素晴らしい。
まだ、体が出来ていないころから大人用のゴルフを振ることも、僕はあんまり賛成しませんが、スナッグならば安心です。
別に、プロゴルファーになろうという子ばかりでなくていい。まずは、ゴルフってこんなに楽しいものなんだ、と思ってくれる子たちが一人でも増えてくれることを、心から願っています」