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今週、全米プロゴルフ選手権!!
今季メジャー最終戦に出場するジャパンゴルフツアープレーヤーは丸山茂樹 、トッド・ハミルトン、田中秀道、片山晋呉、S・K・ホ、平塚哲二、ブレンダン・ジョーンズと、いずれも強豪揃いだ。
6月の全米オープンで絶好調の4位につけた丸山はメジャー初制覇を、ハミルトンは全英オープンに続くメジャー2勝目をねらう。
田中は今季トップ5入り2回。賞金ランクは現在84位と、早くも3年連続のシード入りを決めている。今週、さらなる飛躍を目指す。
日本ツアーで現在、賞金ランクトップを走る片山の今週の目標は、世界ランクトップ50に食い込むこと。50位内に入れば、次週の世界ゴルフ選手権「NEC招待」の出場権が得られる。日本ツアーのランキング2位で、初の賞金王を狙うS・K・ホは、すでに同招待への出場を決めており、同招待の獲得賞金は日本ツアーのランキングにも加算されるため、2000年に続く2度目の賞金王をねらう片山にとっては、ぜひとも手に入れておきたい切符だ。
平塚が、全英オープンに続くこのメジャー2戦目の権利を手に入れたのは、前週の火曜日とまさにすべり込みの出場権。海外3戦を間に含む連戦に、疲れはピークに達しているが、開幕前から難コースの呼び声高い今週のリンクスコースで、昨シーズン1度も試合を休まなかった“鉄の男”の本領を発揮する。
ジョーンズは、今年のネーションワイドツアーの賞金ランクで現在2位。来期の出場権をほぼ手中にして、今週は“挨拶がわり”の好成績を収めたいところだ。
なお、昨年の賞金王・伊沢利光は、春先から続いている原因不明の微熱がひかず、全英オープンに続いて出場を断念した。