チャレンジトーナメント最高賞金額を誇る"ビッグ・イベント"の「カニトップ杯チャレンジ」が、いよいよ今週の26日(木)から28日(土)の3日間、宮城県黒川郡大和町の「杜の都ゴルフ倶楽部」で開催される。本大会の賞金総額は2,000万円(優勝賞金360万円)とチャレンジトーナメントの中では最高の賞金額を誇る大会。本大会に出場する選手達は必然的に一つでも上のランクを目指して力が入るプレーとなる。

今年よりチャレンジトーナメントの賞金王には来季1年間の出場資格が与えられる事になった。白熱する賞金王争いは、本大会を制することにより大きく前進するものになる。今年2勝を挙げ現在賞金レーストップを快走する横田真一は、プロデビュー以来昨年までの11年間ツアーでシード権を保持し続けてきた選手。昨年のファイナルQTでも屈辱の予選落ちを喫してしまった。

全てを一から再スタートと再起を誓った今季、やはり元々自分自身が持っているポテンシャルの高さを改めて証明する形となった。
今年の規程は更なるチャレンジを面白くさせる改革を施した。今年よりチャレンジトーナメントで年間3勝を挙げたプレーヤーは、翌週以降のツアートーナメントへの出場資格が与えられるのだ。
「あと１勝ね。狙って取れるような甘いものじゃない。でも気にしながらプレーはしますよ。」とあくまでも冷静。

昨年までのチャレンジトーナメントで年間3勝をあげた選手は02年のS・K・ホだけ。5年ぶりの年間3勝とともに翌週からのツアートーナメントへの出場資格獲得まであと1勝と迫った横田がどのようなプレーを披露してくれるのか、今週も木曜日に幕が切って落とされる「カニトップ杯チャレンジ」から目が離せない。

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• 横田 真一