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ダンロップフェニックス 2000

ダレン・クラーク(北アイルランド)

ウェストウッド(右)はクラークの友人、そして良きライバルでもある(99年住友VISA太平洋マスターズ撮)
タイガーを下した実力者

 クラークが、世界にその名を轟かせたのは、今年2月の世界ゴルフ選手権『アンダーセンコンサルティングマッチプレー選手権』。
 1回戦でポール・エージンガー、2回戦でマーク・オメーラ、3回戦でトーマス・ビヨーン、そして準決勝でデビッド・デュバルを下して決勝進出を果した。

 決勝戦の相手は、現在、敵なしといわれるタイガー・ウッズ。
 誰もがタイガー有利と噂する中、クラークは世界最強の男を4アンド3の大差で下してみせて、世界中にその強さをアピールしたのだった。

 今季は2勝、2位が2回、3位が1回。予選落ちはわずか1回で、現在、欧州ツアーの賞金ランク2位。安定したゴルフで、友人のリー・ウェストウッドと賞金レースのデッドヒートを繰り広げている。

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