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パインバレー北京オープン 2008

桑原克典が復活の兆し

桑原克典も公式記者会見に呼ばれた
ツアーの出場権を失って今季はクォリファイングトーナメントからの出場優先順位で出場を余儀なくされている桑原克典がトータル7アンダーの5位タイまで浮上してきた。

「コースについては、ニクラウスの設計のコースという事でナイスショットには良い結果を出してくれるなどメリハリがあるコースという感じはします。前半はインからスタートしましたが、後半のアウトに入って伸びなかったのが少し残念でしたけど、前半13番ホールあたりから雨が降ってきて、それに伴って風も吹いてきてその中での3アンダーは非常に満足しています。雨が降るとここはラフが深いので水滴がついてボールが飛ばないのでまずはフェアウエイをキープすることが重要なポイントになります。グリーンに関しては芝目があるグリーンなので雨に濡れた方が芝目があまり気にならないですね。高麗芝だと雨の影響はないくらい芝が強いですが、ベントだと濡れると芝が寝て芝目がなくなりますね。雨が降るとショットに関しては難しくなる反面パットに関しては少し有利なところもあります。今回で中国はダイナスティカップとアマチュア時代のアジア大会で北京に来た時を含めて3回目ですね。アジア大会の時には北京ゴルフクラブで試合があったのですが丸山茂樹選手他2名の合計4名でチームだったんですが金メダルでした。その次の大会は日本で開催されましたがその時もたしか横尾要選手達が金メダルを取ったと思います。この試合は日本とアジアの共同開催という事で特に今回は海外での開催という事で環境も芝質も日本とは全然違うから僕たちは環境であったり芝であったり色々な事を経験することによって幅が広がるというか、自分が持っている技術以外の部分をもっと開発していかなければうまくこのようなところではプレーできないという事で、このような試合がどんどん中国国内で開催されることを歓迎しますし、アジアンツアーと日本のツアーがもっと手を組んで色々な国で開催することはとても意義あることだと思います。日本のコースと違う部分は、芝目があるという部分が一番大きく違いますね。昔は日本もグリーンに芝目があるコースが多かったのですが今は少なくなってきており日本人選手は芝目の対処方法が苦手なところがあります。一方アジアの選手を見ているとパッティングに関しては芝目の対処方法がすごく上手く対応できていると思います。自分は昔日本で少し経験があるのでその部分では今回多少対応できたというのがあったと思います。藤田選手も僕と同じ年なのでそのような経験は同じようにしていると思いますのでアジアの選手と遜色なく戦えているんじゃないですかね。若い選手は多少戸惑っているんじゃないですかね。」と今までの経験をこの北京の地で発揮している桑原の残り2日間の戦いぶりに注目したい。

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