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サントリーオープンゴルフトーナメント 2005

伊藤涼太くんが5試合連続のベストアマチュア賞

大会主催のサントリー株式会社、佐治信忠・代表取締役社長よりベストアマチュア賞のトロフィーを受け取る伊藤くん
ツアー史上最年少の14歳で予選通過を果たしたのが昨年の今大会。あのときは通算3オーバーの42位だった。1年前を振り返って、不服そうに伊藤くんは言った。
「同じ結果だ・・・」。

トップ5入りが目標だった。しかし最終日もスコアを伸ばせず、1年ぶりの総武で通算3オーバー38位タイ。順位こそやや上げたものの、昨年と同じスコアには悔しそうだったが収穫もあった。
「今回は、攻めるゴルフが少しはできたから」。

また、この日はツアー5勝の宮本勝昌とのプレー。
「一流プロとのラウンドは勉強になる。宮本さんはどんなに曲げても、刻む勇気を持ってフェアウェーに出してそこからしぶとくパーを拾っていた」。

伸び盛りの15歳にはバーディ、イーグルといった派手なプレーより、ツアープレーヤーたちのしぶとく粘るゴルフのほうに感じ入るものがあったようだ。

4日間、大ギャラリーに囲まれてのプレーは「とっても楽しかった」と振り返る伊藤くん。特にこの週は、伊藤くん目当てに会場に訪れた小学生、中学生のファンの姿が多かった。

足を運んでくれたお礼にと、表彰式で5試合連続のベストアマチュア賞を受けたあと、パッティンググリーンでジュニア限定の即席のサイン会を開き、せっせとペンを走らせた15歳。

次週のANAオープンで、今度は6試合連続の予選通過を目指す。
  • チャンピオンの今野と記念撮影。ベストアマチュア賞のトロフィーはチャンピオンのそれのミニチュア版。いつか伊藤くんがオリジナルを手に入れる日が来る?!
  • 表彰式のあと、ジュニア限定のサイン会を開いた伊藤くん。

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