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ザ・ゴルフトーナメントin御前崎 2006

S・K・ホイギリス帰りの好発進

11位タイにつけた先週の全英オープンから、帰国したばかり。火曜の朝に成田に着いて、その足で会場入り。時差ボケは覚悟して来た。

そして、この暑さも。

ハードなスケジュールを承知で今大会にやって来たのは「体を動かしていたほうが、早く疲れが取れるから」とSKは説明したが、本当の理由はほかにある。

もちろん、日本で初の賞金王を狙っているからだ。
年頭に、そのための青写真を描いた。
事前にスケジュールをびっちりと組んで、1年間、最後までその予定通りに動いてみる。
毎年、年末に挑戦していた米ツアーのQスクールも、今年は見合わせるつもりだ。

「最終戦まで日本でプレーを続けたら、いったいどこまでやれるのか」。
それが知りたい、とSKは言ったものだ。

リンクスで戦い抜いた疲れは体の底に、それこそ澱のようにたまっているがそれも致し方ない。
そのせいで、今週は好成績が望めない可能性もあったが、だからこそこの初日のスタート前にキャディの山根彰さんと「上位とかバーディとかじゃなく、スイングのイメージを大事にしていこう」と話し合った。

過酷な条件の中で、結果よりもまずそこに集中したことで、帰国第一戦の好スタートに成功した。

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