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丸山大輔がランク1位でアジアンツアーの出場権を獲得(1月17日)
17日(土)の最終日の第5ラウンドで68をマークして、5日間合計353ストロークはイングランドのアリー・メラーと並んでプレーオフに突入。
その2ホール目に約2メートルのバーディパットを決めて、みごとトップの座を射止めた。
昨年末は、前年の2007年にシード権の確保に失敗した米ツアーのQスクール(セカンドステージ)にエントリー。しかし目標にしていた渡米前の国内ツアー通算2勝目には届かず苦渋の末に、「再挑戦はやはり納得のいく結果を残してから」と、直前にキャンセルを決めていた。
まだ日本ツアーのシード権すらなかった2002年にもやはり活路を求め、アジアンツアーに挑戦。
その年、2位と6打差で圧勝した「台湾PGA」は「その気になれば、どこでだって食っていける」と、その後のゴルフ人生に大いに自信をつけたベストゲームだった。
「今週はとてもタフな1週間でしたがそれも良い経験。プレーの内容も良かったし、今年は最高のスタートを切ることが出来ました」と、過酷なこの5日間を満足そうに振り返った丸山。
思い出のツアーで再び得たチャンスと自信を、目標の大舞台でのリベンジへとつなげたい。
そのほか、平塚哲二が5位。
すし石垣が33位で、やはり今季の出場権を獲得した。