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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2010

初日の中止にひそかに安堵・・・・・・?! 市原弘大

初日中止の一報が出てからすぐに、選手仲間からメールが届いた。「弘大(こうだい)、良かったな!」。
文字を見るなり、思わず頬が緩んだ。

「表立っては言えませんが、確かに・・・・・・」と、ひそかに安堵した。

初日の組合せは第1組目の7時から、10番ホールのスタート。右に曲げたティショットは運悪く、カート道ではねて「林の中の、中へ・・・・・・」。

第2打はティグラウンド方面に戻す感じで脱出するしかなく、3打目もグリーンに届かず、いきなりダブルボギーを打った。

その直後に競技は一時中断。
そして、そのまま中止が決定したのだった。

昨年のチャレンジトーナメントの賞金ランクは5位による出場資格を持つジャパンゴルフツアーメンバーながら、今年はアジアンツアーのシード選手でもあり、今回はアジア枠から参戦の28歳は、「明日はもう一度仕切り直しです。開き直って出来そうですね」。

消えたダブルボギーは素直に「ラッキー」と受け止めて、気持ち新たにリスタートを誓った。

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