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キヤノンオープン 2010

片山晋呉はジャンボの快挙を励みに

過去5度の賞金王が、好発進だ。後半は2番から3連続バーディを奪うなど、片山が3アンダーは5位タイで初日を終えた。

今週は、7年ぶりという兄妹タッグ。妹で女子プロの眞里さんがバッグを担いで好アシストだ。今週、慣れない長尺パターで戦う兄は、ラウンド中も質問攻めだ。
というのも眞里さんは、以前から長尺愛好者だそうで、使い勝手が分かっている。
「どう振ればいい?」と聞く兄に、親切丁寧に教えてくれた。

「こんなに長く一緒にいられることは最近なかったし、ひさしぶりに兄と妹で良い会話が出来て。凄く助けられてます」と感謝する。

そして、何と言ってもこの日は、同じ組で回ったこの人だ。
前日は6日(水)に、世界ゴルフ殿堂入りが正式に伝えられ、横浜市内のホテルで記者会見に応じたジャンボ尾崎だ。

初日はスタートホールから、お祝いムードに包まれて、「ジャンボさんも、相当に気持ちが入ってボールを打っているな、と感じましたから。こういう日に一緒に回れて良かった」と、日本が誇る偉大なホールオブフェーマーに、大いに引っ張られた大会初日だった。

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