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日本オープンゴルフ選手権競技 2011

ネベン・ベーシックは「最後まで粘りつくようなプレーを」

雨と強風に、ますます難しさを増したコースで、故郷での練習が役立った。母国・豪州は、「今日よりも、もっと強い風が吹く」。
厳しい天候をあえて選んで、コーチの特訓を受けた。
おかげで時折、叩きつけるような雨風も、「今日の風は、どちらかというと、心地よかった」と言ってのける。

難条件に加えて、厳しいピン位置に、ダブルボギーを打つ場面も。「でもそこも辛抱強く、仕方ない、天候のせいだと割り切った」。
どんな状況にも「最後まで、カップに粘りつくようなプレーを心がけた」という。

最後は、最難関の18番で、右の深いラフから9番アイアンで、3メートルにつけてのバーディ締めに、最終日も最終組が決まって「栄誉なこと。明日のプレーも楽しみにしている」。

今季、日本ツアー初参戦の33歳はナショナルオープンにもプレッシャーとはとんと無縁に、この大舞台で日本での初優勝を狙っていく。

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