Tournament article

ゴルフ日本シリーズJTカップ 2011

松山英樹さんは「優勝争いに加わりたい」

希望は断たれた。同級生との約束も、雨に水を差された。前日2日目に交わした。「また、最終日に一緒に回ろう」と言って、握手した。
それなのに・・・・・・。3日目の競技中止で「遼と回れなくなってしまいました」と最終日こそ、熱望した直接対決のチャンスを失い、松山さんはガッカリした。

ツアー史上3人目のアマチャンピオンは、2007年の石川に続く大会史上2人目のアマ出場を果たしたこのツアー最終戦で、再び優勝争いに絡む気でいた。

「今日もこの雨の中で回って、上との差を縮めておきたいと思っていたので、複雑です」と、ゲームプランもまた、この日の競技中止で大幅な変更を余儀なくされた。

そういえば、ツアー初Vを飾った先月の三井住友VISA太平洋マスターズも、54ホールの短縮競技となった。「雨男ですね!」と、苦笑いで残り1日、首位を走る同級生を全力で追いかけていく。

関連記事