今年のキャッチフレーズは、「王者たちよ、王者を決めよ」。今季最強の男を決めるツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズＪＴカップ」は選ばれし者たちだけが、立つことを許された最後の大舞台。

初日の開会式と、最終日の表彰式は、出場選手がみな、顔を揃えて今季最後の大会を盛り上げる。
初出場の選手も、出場選手としては最長の15年連続15回目の舞台を踏んだ片山晋呉らベテランも、和太鼓が鳴り響き、平和の象徴の鳩が空を舞う、開幕前の華やかなひとときを楽しんだ。

また、クラブハウス前のギャラリー広場で行われた開会式は、今年も特別ゲストが華を添えた。
ツアー制度施行前の、1964年は第２回大会のチャンピオン。
陳清波氏が、真っ赤なチャンピオンプレザーを着て、登場した。

目下、賞金ランク１位の藤田寛之から花束の贈呈で長い歴史に名を残された、偉人の栄誉をたたえた。

晴れ舞台に、ますます気持ちを盛り立て闘志をみなぎらせて、今季最終戦をスタートさせた選手たち。
いよいよ最終日にはまた、みなおそろいの真っ白なベンチコートを身にまとい、今度は最終ホールに集結して、１年間、熱い声援を送ってくださったみなさんに、感謝の気持ちを伝えます。

ぜひ、最終日も東京よみうりで、精鋭たちの勇姿を見届けてください。

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• 片山 晋呉
• 藤田 寛之