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関西オープンゴルフ選手権競技 2012

高山のほかにも!! 地元プロが発奮

藤本は「久しぶりに」東北福祉大の先輩の池田勇太と練習ラウンド。「先輩とのプレーはいつも楽しい」
「関西人なんでね。ぜひ関西で勝ちたい」と、言うのはルーキーの藤本佳則。この関西オープンは、アマチュア時代の2010年に2年連続のベストアマに輝いており、奈良県出身の藤本にとっても思い入れの強い大会だ。

「関西で開催されるトーナメントは1年通しても、少ししかない。そのうちのひとつでぜひ優勝したい。上を目指してやるのみ」と、6月の「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」に続く2勝目を見据えている。

大阪府の高槻市出身の山下和宏は、今大会の歴代チャンピオンでもある。
もっとも、2005年大会はまだツアー外競技の時代で、だからツアーではまだ、未勝利だ。
「もちろん勝ちたい。チャンスがあれば、どこででも」と、意気込む。
ほかにもひとつ、大きな目標がある。
現在は出場権がない10月の日本オープン。
今大会でトップ10入りすれば、可能性が膨らむ。
「今は人生で一番といっていいほど、ゴルフの調子が良い」と言いきるだけに、期待も膨らむ。

今季はファイナルQTランク3位の資格で参戦のプロ3年目、中西直人の実家もコースから車で30分。大阪府岸和田出身の24歳は、大会初日を7時15分の第一組でスタートする。
「朝一ゴルフも、早朝ゴルフも大好きなんで」。
練習日の水曜日は、尊敬してやまない谷原秀人との練習ラウンドで英気を養い、地元でのツアー初Vに挑む。

  • ツアー初Vがかかる山下はコースの地元、大阪府出身でここ泉ヶ丘CCは5回ほどラウンド経験があるという

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