関西オープンでは、もっとも最上位につけたアマチュアに贈られる「中部銀次郎杯」。2010年に、2年連続でベストアマチュア賞の栄冠に輝いたのが、当時東北福祉大3年の藤本佳則だった。
トップアマとして活躍していた藤本は、プロの試合に登場するたびに言い続けていた。
「あくまでも優勝することが目標です」。
プロやアマの区別なく、出る大会では常に一番上を目指すこと。
当時から、それが藤本の信念だった。
その強い思いが今年、ルーキーイヤーでのツアー初Vにつながった。
6月の「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」は、5年シードのメジャー戦。いきなりのビッグタイトルで、 その実力を示して見せた。
奈良県出身。地元関西で行われる今大会では“敵なし”の印象さえあった藤本。
次に続く、ニュースターの誕生が期待される。
※16日から始まる本戦に先駆けて、13日月曜日にはアマチュアの最終予選競技が行われ、今年は出場61人中以下13人のアマチュアが出場権を獲得しました。
−6 65 長谷川 祥平(大阪学院大学)
−5 66 寺西 明(白鷺)、田 宰翰(フリー)
−4 67 鍋谷 太一(ナパラ/大阪学芸高1年)
−2 69 寺田 天我(シプレ/奈良・柳川高1年)
±0 71 宮田 貴之(甲賀)、石川 大(日野)、石過 功一郎(JOYX上月/兵庫・甲南中2年)
+1 72 伊差川 絋治(大阪学院大学)、正木 仁(聖丘)、中辻 厚雄(泉ヶ丘)、川口 右京(播磨自然高原船坂)
+2 73 南 沢弥(朽木/大阪・友渕中2年)
(2オーバーはタイが4人おり、マッチングにより選出)