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関西オープンゴルフ選手権競技 2013

6000個の梅干しが選手を救う・・・!?

スタート前に、梅干しをパクリ。大堀さんは、最終日こそ、梅干し効果で再浮上だ!!

2日目に単独首位に立ち、話題を集めた大阪学院大学4年生の大堀裕次郎さんが、3日目のスタート前に嬉しそうに手に取ったのは、和歌山県は紀州みなべの「南高梅(なんこうばい)」。

「紀州みなべ梅干共同組合」のみなさんから大会に、美味しい梅干しを提供していただくようになって、もう3年目になる。今年は6000個もの梅干しを、無料で配ってくださっている。

この関西オープン。選手の最大の敵は、なんといってもこの暑さ。
でもラウンド中に、酸っぱい梅をひとつ、口に放り込めばあら不思議・・・!!
大会初日はキャディさんや、数人のギャラリーが熱中症で体調不良を訴えられたが、そのときも、この南高梅を食べるとたちまち元気が回復して、大変に喜ばれたという。
どんなにバテても、梅干しさえあればと評判で、大堀さんもいくつかキャディバッグに入れて、出ていった。

しかし、単独首位でスタートした緊張のほうがまさってしまって「なかなか良いプレーが出来なかった」と、74を打って9位タイに沈んだが、「明日は65くらい出したい」。

大堀さんのほかにも、2人のアマチュア選手が決勝ラウンドに進出して、ベストアマチュア賞は栄光の中部銀次郎杯を争う。東北福祉大2年の佐藤大平さんも、関西学院大学3年生の榎本剛志さんも、「明日はアンダーパーを出す」と燃えている。

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